ポップチャリの生産拠点について
ポップチャリについて。
日頃より株式会社宮本輪業をご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。
弊社オリジナル商品であるポップチャリについては、2010年当初、フレーム製造メーカーである敷島自転車によるOEM生産で日本製として販売を行っておりましたが、敷島自転車がフレームの生産工場を閉鎖するのに伴い、現在、親会社であるサイモト自転車にてポップチャリのOEM生産を行っていただいております。
それに伴い、日本製の時と同様、ラグ付きのフレームで素材、形状に変更はありませんが、日本にて生産、組立を行っていないことから、現在のポップチャリは日本製の自転車ではありません。現行のポップチャリは「メイドイン上海」になります。
当初より販売代理店には周知しておりましたが、インターネットを見られるお客様の中にはご存知ない方もいらっしゃったため、改めて新着ニュースにてご説明させていただいております。また当該ホームページも年内にはリニューアル予定になります。
なお、多くの日本のお客様に誤解が多いので説明しておきますと、スポーツバイクと言われる高級自転車などの生産は一部、ベトナムやチュニジアなどでも作っていますが、全体の8割以上は台湾にて作られております。
昔のように、メイドインイタリー、メイドインUSA、メイドインジャパン=高品質と思われがちですが、現在カーボンフレームの立体成型技術や組立、工業製品の品質は台湾が世界一とも言われており、アルミフレーム、クロモリフレームに関しての組み立て、製造工程についても、アジアの国々の技術が世界を上回っております。むしろ、アメリカやイタリアでは高品質のカーボン成型の大量生産技術はありません。
またシティサイクルと呼ばれる一般自転車においては、中国が世界的な工場の役割をしており、中国製=低品質という評価も少なからずありますが、それでも2020年以降の現在において、世界屈指の生産技術を誇る工場が中国にしかないことも事実です。弊社では品質優先に出来るだけ、日本にて組立、生産を行っていたときと同様の高品質を保つよう、中国でも品質に定評のある上海の工場に依頼しており、チェック体制についても厳しく管理しております。
現在日本にて生産されている自転車は、全体の流通量の1%未満ほどになり、電動自転車を除くとほぼ無いに等しい状況です。これは先進国である日本の環境規制や人件費の高騰など様々な要因が原因となっております。
このようなことも踏まえ、今後ともポップチャリをよろしくお願いいたします。
今後ともポップチャリを引き続きよろしくお願いいたします。